たくさんの遺跡を巡ったバガンから、次の目的地であるヤンゴンへ移動です。
マンダレーからバガンへは飛行機を利用しましたが、やはり飛行機は高額になります。初めてのミャンマー国内の夜行バスに、少し不安はありましたが、シェムリアップーバンコク間のバスは快適に移動できたので、バガンからヤンゴンへもバスで移動することにしました。
今回、お世話になったバス会社は、JJ Express bus companyさんです。宿泊していたHotel Blaizingのレセプションで、高速バスでヤンゴンへ行きたい(いい感じのバスを希望)と相談すると、予約の手配をしてくれました。他には、E-Liteというバスも良さそうな印象でした。
バガン発20:00→ヤンゴン着5:00のバスです。運賃は、18,500チャット=約1,800円。やっぱり安い!!そのままホテルで支払いが完了すると、その場でシートナンバーとホテルのピックアップの時間を教えていただきました。
そして、乗車当日、ホテルのロビーでピックアップを待っていると、バス会社の人が呼びにきてくれました。一番乗りだったので、奥に座ります。
この後、数カ所で乗客をピックアップしていくのですが、写真も撮れないほど、どこまで乗れるかという実験のように人が詰め込まれて、バスの停留所へと向かいました。
停留所に到着です。amazingなピックアップ車から解放されて、大きな荷物を預けます。
途中、この車の上に積まれた発泡スチロールの箱が何度も飛んでいって、奥に座っていた私は、箱が飛んだら運転手に伝えて、車を止めさせるという役目になっていました…。
隣のバス会社の車からも、すごい数の人が出てきました。失礼ながら、笑えるぐらいです。
JJ Expressのカウンターでパスポートを提示して、シートナンバーが記載されたチケットと荷物の引き換えタグをもらいます。私がバスを予約したのは、乗車日の2日前でした。当日はほぼ満席だったので、事前に予約することをオススメします。
出発まで時間があったので、少しフラフラしてみました。大きな停留所です。
お土産屋さんや食品店、飲食店などが並んでいます。ビールを飲んでいる乗客の方もいらっしゃいましたが、羨ましい気持ちを抑えて、長時間移動のためにガマンです。そうです。高速バスにはトイレがないのです。
いよいよ乗車。リクライニングできて、足も伸ばせる快適なシートでした。
テレビ付きです。なぜかトム・クルーズの映画がたくさん放映されていました。あとは「トムとジェリー」という。トム?
ミネラルウォーターもありがたいサービスですね。
そして、ブランケット!これはすごく大事です。私は厚手のパーカーを着てバスに乗りましたが、かなり空調が効いているので、大きな荷物を預けてしまう前に、羽織るものを持っておくと良いかなと思います。
軽食も配られました。歯磨き済みのため、明日いただきます。
20:00に出発して、22:30頃に一回目の休憩です。サービスエリアのような場所で、周りにもバスやトラック、車やバイクがたくさん停車していました。まだ深夜帯ではなかったので、飲食店や露店も賑わっていました。
建物の中のお手洗いを利用させていただきます。
牛さんもまだ起きていました。
だいぶ広範囲で露店が営業されています。
最後の休憩は3:00頃にありました。確か22:30以降にもう一度、休憩があったと記憶していますが、定かではありません…。すみません。
夜中だけあって、人はかなり少なくなるものの、露店は営業しています。
最後の休憩を終えて、無事に5:00過ぎにヤンゴンに到着です!
まだ周囲が暗かったので、明るくなるまで、そのままバスの停留所に留まることにしました。
重たい荷物を抱えていると、まずホテルに向かいたいところですが、ホテルが24時間対応ではなかったり、事前に到着時刻を伝えていないと、早朝は閉まっている場合もあるので(そして、暗い中に放置されることが怖い)、特に見知らぬ土地の場合は、明るくなるまで公共施設から動かない方が安全かなと思っています。
最初は、タクシーの運転手さんにたくさん声をかけられて、その度に断るということを繰り返しますが、そのうち、”ずっと座ってる人”と認識されて、声もかけられなくなります。
さて、ミャンマー国内の高速バスですが、想像以上に快適でした。途中で、かなり凸凹した道を通過するので、寝付けない人もいるかもしれませんが、アイマスクと耳栓をして、熟睡していた(と思われる)人もいらっしゃいました。私はほぼ眠れませんでしたが、日本国内の夜行バスでも同じなので、あまり気になりませんでした。
看板のとおり、JJ Expressはヤンゴンとマンダレー間も運行しているようです。夜行バスは、ホテル1泊分もお得になりますし、飛行機より費用を抑えたいという方は、ミャンマー国内の高速バスを利用してみてはいかがでしょうか。
・JJ Express (Facebookページ)※新しい路線など最新情報が更新されているようです。