バガン遺跡「スラマニ寺院」王朝の繁栄期に建立された優美な寺院

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バガン遺跡の中でも、多くの人々が訪れる魅力的な寺院のひとつ「スラマニ寺院(Sulamani Temple)」。その名前は「最高の宝石」もしくは「小さなルビー」を意味しています。

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1183年、パガン王朝第7代ナラパティシードゥー(Narapatisithu)王によって建立されたスラマニ寺院は、バガン王朝が非常に繁栄した後期時代(1170-1300年)の最初の寺院であり、重要な寺院のひとつとされています。

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スラマニ寺院の建築様式には、タピニュ寺院の大規模な階層型ダマヤンジー寺院の水平な層位型とを荘厳に融合した影響が見られます。

寺院は、2階構造となっていて、下層の大きな基壇には3つのテラス、その上の小さな上層にも4つテラスがあり、それぞれのテラスの角には尖塔が立っています。頂部には、北インドをルーツとする”シカラ(sikhara)”がありますが、アーナンダ寺院とは違って、金色で塗られていません。トップには傘型の尖塔装飾品である「hti(ティ)」が飾られています。

数十年後に建立されたティーローミンロー寺院と多くの類似点を持っていることから、このスラマニ寺院がモデルになったとも言われているそうです。IMG_2977

バガンの寺院の特徴でもある東西南北それぞれに仏像が安置されています。

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黄金の仏像だけでなく、色彩ある仏像も。

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大胆な髪型に心奪われる仏像も。

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最後は、黄金の仏像か色彩の仏像かどちらか考えていたところで、まさかの仏像。

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1975年にバガンを襲った地震の後、レンガと石を利用して、寺院内部のフレスコ壁画とともに復元されました。再構築されたのは1994年のことです。

回廊では、仏陀の生涯を描いているという鮮やかなフレスコ壁画の数々を見ることができます。目を奪われます。

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フレスコ画を眺めながら、どこか完璧に計算されたような光の取り込みに、終始、心が奪われたことが印象深いスラマニ寺院でした。

Sulamani Temple(Wikipedia)

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