世界一周するにあたって、どのカメラを持っていこうか悩んだ結果、普段から愛用している「EOS M2」と、なかなか日本で活用してあげられていなかった「EOS 6D」を持っていくことにしました。ところが…
バンコクに到着した翌日、「Canonサービスセンター MBK Center支店」を訪れました。BTSナショナルスタジアム駅直結のMBK Centerの5階にあります。なんと年中無休です!
実は、すでにフィリピンの英語留学中から、EOS 6Dのファインダーを覗くとケラレが生じてしまう状況だったので、日本のCanonお客様相談センターに問い合わせていました。何度かやりとりして、結局、実物を見てみないと分からない…ということになり、私の旅程を伝えるとヨーロッパに行ったときに対応してください、というお返事をいただいていました。
ヨーロッパまで重たい塊を持って歩くのか…という残念な気持ちでいましたが、大都会バンコクなら!と思って、ネットで調べてみると、Canon Thailandのサービスセンターがあることが分かりました。1日で修理が完了するか分かりませんでしたが、もしかしたら…という可能性に賭けて、カメラを持っていくことにしました。
MBK Centerの5階は大きなカメラセンターとなっていて、Canonの他にもNikonはじめ、たくさんの企業のサービスセンターがありました。
Canonのサービスセンターに到着すると、入口に立っているスタッフの方がドアを開けてくれて、番号カードを渡してくれました。ソファに座って順番を待ちます。
自分の順番になると、カウンターでもスタッフの方がとても丁寧に対応してくださって、今のカメラの状態を伝えました。すると、奥に技術の方がいるらしく、数分間、カメラを預けて見ていただいて、「ここで修理できます」とのお返事をいただきました!
ただ、勝手ながら「明後日にバンコクを出発するので、明日には受け取りたいんです…。」と申し訳なくワガママを言わせていただくと、再びスタッフの方が奥に入っていかれて、また戻ってきてくれました。すると「ここに必要な部品がないので、今は無理ですが、明日の午後2時であれば、修理が完了します。」と笑顔でご回答いただきました!素敵すぎる!!
修理代は、1,110バーツ。日本円で4,000円弱です。修理できなければ、重たい塊としてヨーロッパまで持っていかなければならなかったと思うと、本当に本当にありがたかったです。
そして、翌日の午後、無事にカメラを受け取ることができて、問題のファインダーを覗くとすっかりクリアになっていました!
Canon Thailand様、大変、お世話になりました。スタッフの方々のご丁寧な対応といい、素晴らしくて、感激しました。これからもCanonさんのカメラを愛用し続けていきたいと思います。どうもありがとうございました!
・Canon Thailand のサイト
※バンコクには「Canonサービスセンターサトーン本社」もあるようですね。