ロンドン市街を歩こう!世界遺産「ウェストミンスター宮殿、ならびに聖マーガレット教会を含むウェストミンスター寺院」から「バッキンガム宮殿」へ

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ロンドンでは、中学・高校時代からの友人のお家にお世話になりました。ちょうど旦那さんが出張中だったので、友人とお子ちゃまと3人の時間を過ごして、叔母さんのような気持ちになったり。初日は、ベビーカーを押しながら、ロンドン市街を案内してもらいました。

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最初に訪れたのは、ロンドン市街の中心にある世界遺産、テムズ川の河畔に位置する「ウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)」。11世紀から、歴代の王の居城とされていましたが、現在はイギリス国会議事堂として利用されています。

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立派に聳える時計台「ビッグ・ベン」にも感動しました。高さは96.3m。正式名称は「エリザベス・タワー」と言うのだそうです。

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続いて、「聖マーガレット教会 (The Anglican church of St Margaret)」へ。ウェストミンスター寺院と同じ敷地内にあって、こちらも世界遺産に登録されています。

12世紀にベネディクト派の聖職者によって建設された聖マーガレット教会は、倒壊などによって、15〜16世紀半ばにかけて再建されて、1614年にウェストミンスター宮殿の教区教会となりました。その後も塔の再建や内装も大幅に修繕されながら、現在に続いています。

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聖マーガレット教会は上流階級の結婚式場としても使われていて、イギリス首相のウィンストン・チャーチルが挙式した教会としても有名です。

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「聖マーガレット教会」の隣に並ぶのは、同じく世界遺産に登録されているイギリス中世の大規模なゴシック建築「ウェストミンスター寺院(Westminster Abbey)」です。

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11世紀、エドワード懺悔王によって建設され、1066年以降、歴代のイギリス国王の戴冠式が行われています。寺院の内部の壁と床には、歴代の王や女王、政治家などが埋葬されていますが、すでに満杯状態で、新たに埋葬するスペースはなくなっているそうです。

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1245年にフランスの建築家が招かれて、フランスのゴシック建築にならって改装が始められました。14世紀末までにおおよそ完成しますが、その後も、20世紀に至るまで長期間に渡って、時代によって様々な様式で増改築されています。

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寺院内への入場は大行列だったので、残念ながら、拝観は見送ることに。最後に、ウェストミンスター寺院を正面から見たとき、ミャンマーで訪れたバガン遺跡「アーナンダ寺院」”ビルマのウェストミンスター寺院”と称される美しい建築様式を思い出しました。

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ウェストミンスター寺院から「セント・ジェームス・パーク(St. James’s Park)」をお散歩しました。緑豊かで、池には水鳥もたくさん。ロンドン市街にこんな自然があるんですね。のんびり歩いていると、バッキンガム宮殿も見えてきました。

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エリザベス女王の公邸「バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)」にやってきました。宮殿前には、立派な大理石のヴィクトリア女王記念碑があります。1837年、ヴィクトリア女王の即位の際、セント・ジェームズ宮殿から移り住んで以来、バッキンガム宮殿は英国王室の公式の宮殿となりました。

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道路を渡って、宮殿前へ。建物が大きすぎて、アングルが厳しい…。

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エリザベス女王の公邸および執務の場であると同時に、王室庁の事務本部としても機能しているバッキンガム宮殿は、女王以外の王族の執務室もあり、彼らのための侍従の部屋や併設された厩舎などに勤めるスタッフのための生活施設も兼ね備えています。

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観光客に人気の「衛兵交替」は、4月から7月末までは毎日、他の期間は隔日午前11時半から行われるとのこと。衛兵の行進と随行の軍楽隊の演奏を見ることができるのだそうです。

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近年では、エリザベス女王がスコットランドで過ごす夏の2ヶ月間、公式広間が一般公開されています。

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それにしても、ベビーカーを押したり、お子ちゃまを抱っこしたりしながら、私の写真まで撮ってくれて、すっかりママの顔になっている友人がとても素敵すぎて…。一緒にロンドンの街を歩いていることも不思議だったし、宝物のような再会に感謝しつつ、シリアスフェイスなお子ちゃまに笑ってもらうのに必死な私だったのでした。

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