コルカタの街を散策していたとき、ちょっと路地に入ってみると、地元の人で賑わっているお店の前を通りました。そのときは、チラリと覗いただけだったのですが、やはり気になるお店は頭に残っているもので、翌日、そのお店へ行ってみることにしました。
お店の前では、次々とロティが揚げられています。これがまた美味しそうで。早速、入口で店員さんに座れるか聞いてみると、先にテーブルに座ってお食事をしていたお兄さんが「前へどうぞ」と合図してくれたので、相席させていただくことになりました。
写真を撮っていると、ロティ作りをお手伝いしていた少年が気になったようで、カメラを向けてみると、しっかりポーズをとってくれました。
デジカメで撮った写真のデータを見せると、嬉しそうに覗き込んで、笑ってくれました。実はこちらの写真は、彼のご指示でTAKE2であります。
そんな感じで、カメラで遊んだりしていると、入口のところで焼いていた牛肉にキュウリらしき野菜が添えられて、出てきました。
もちろん、フォークやスプーンはなく、相席のお兄さんが食べ方を教えてくれました。ロティをちぎりながら、この牛肉とキュウリを挟んでいただきます。難しいことはないですね。
牛肉はしっかりした味付けで、揚げられたロティは、牛肉と一緒に食べると、程よいコクになりました。そして、キュウリが後味をサッパリさせてくれて、ファーストフードとしては、なかなか計算された一品ではないでしょうか。お値段は20ルピー、およそ35円。インド価格、やっぱり最高です。
お店の入口では、絶え間なく串が焼かれていて、テイクアウトしていくお客さんもたくさんいらっしゃいました。こんな超ローカルごはんもインドの醍醐味ですね。ご馳走さまでした!