2015年8月9日、1ヶ月間のフィリピン留学を終えて、いよいよ旅のはじまりです。最初の目的地はカンボジアのシェムリアップ。アンコール・ワットを目指します。
フィリピンの留学先は、マニラから南に約60kmほどのところにあるTagaytay(タガイタイ)という町でした。公共のバスで移動する場合、マニラまでの所要時間が交通事情でだいぶ変わると聞いていたので、早めに空港に向かうことにしました。
Salamat po, Tagaytay!(ありがとう、タガイタイ!)
Tagaytayからマニラ空港に近いCoastal Mall(コースタル・モール)までの料金は80ペソ。だいたい220円ぐらい。安いです。
バスに乗ると、乗務員さんが回ってくるので、行き先を告げて、料金を支払い、チケットをもらいます。
約2時間でCoastal Mallに到着しました。
バスを降りると、お隣の席になったおじさんがとても親切に重たい荷物を持ってくれて、タクシーまで止めて、荷物を乗せてくれました。気持ちばかりのお金をお渡ししようとしたところ、手を振って、素敵な笑顔で去っていかれて…紳士なおじさんの優しさに感謝です。Salamat po!!
タクシーに乗って5〜6分、フライトの3時間前には空港に到着しました。多少早くても、空港でゆっくり過ごせたらいいなと考えていましたが、エアアジアが発着するマニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)ターミナル4は、JALで到着したターミナル1とかなり様相が違っていて…。国際線の入口でパスポートのチェックを受けると、すぐに手荷物検査が行われ、チェックインカウンターに並ぶことになります。つまり、待合スペースはまさかの屋外だったのです。それにまったく気が付かず、空港の写真も撮っていなかったので、もう一度、外に出させてもらおうか考えましたが、それも面倒だったので、そのまま並ぶことにしました。
それから、チェックインして、イミグレーションを通過して、いよいよ空港内で自由に過ごせる!と思ったのですが、その夢も破れて、ただ椅子だけが並んでいる待合室から出ることができませんでした。カフェもなく、機内食のような食事とスナックやドリンクが購入できるエアアジアのワゴンがあるだけ…OMG!!
初めてのLCC搭乗で、飛行機よりもターミナルの違いに衝撃を受けました。さらに機材点検で、1時間半ほど出発が遅れましたが、その程度であればもう無の境地です。
そして、今回はクアラルンプールで乗り継ぎだったので、空港で10時間も過ごすことになるのかと不安になりましたが、到着したKLIA2空港(クアラルンプール国際空港 第2ターミナル)は、とてもキレイで快適な空港だったのです!