【永平寺 参禅体験】 其の壱「参禅申込から永平寺到着まで」

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曹洞宗大本山永平寺で参禅(さんぜん)体験ができると知ったのは、4年前です。ふと、「そうだ、寺にいこう。」と思いました。まだ「参禅」という言葉は知らず、”寺 修行 体験” あたりのキーワードで検索してみると、たくさんの情報が見つかりましたが、その中で一番強く惹かれた寺院が、この永平寺でした。

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ただ、当時は仕事をしていたので、平日にかかる日程との調整が難しく(携帯も預けるので、緊急の電話も受けられない)、泣く泣く断念して以来、そのままになってしまっていました。会社を退職した今だからこそできること、海外へ出発する前にどうしても参禅体験をしたいと思って、4年ぶりに永平寺に電話をしました。

ちなみに「参禅」とは「禅の道に入って修行すること」で、この参禅体験は、3泊4日で永平寺に入り、出家していない一般人が修行僧と同じ修行体験ができるというものです。「参籠(さんろう)」という1泊2日の簡略化されたバージョンもあるようです。

参加するための手順としては、まず永平寺に電話します。参禅は実施日が決められているので、その日程を伝えられます。その後、そのまま電話で「近くに座布団などありますか?」と聞かれて、「それを腰に引いて…」という流れで携帯を持ったまま、坐禅の組み方をご指導いただきます。そして、「坐禅ができないと参加できませんが、大丈夫ですか?」と確認されます。参禅は、ほぼ坐禅の修行なので、何より坐禅ができないとどうしようもありません。

この電話が仮申込みとなり、往復ハガキに伝えられた必要事項を記載して、永平寺に送付します。日程や持ち物など記載された返信ハガキをいただいて、正式に参加受領です。往復ハガキとか出すのは何年ぶりかしら…と新鮮な気持ちになりました。

参禅体験の前日、東京から夜行バスで福井に向かいました。ちょうど北陸新幹線が開通した頃でしたが、私の中で夜行バスブームだったことと、初日の就寝が21時頃になるようだったので、できるだけ寝不足状態にして、ぐっすり眠るためです。

0時近くの東京駅のバスターミナルは、たくさんの人で賑わっていました。これから各地へ向けて夜行バスが出発するので、遠足のようなワクワク感が伝わってきます。

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翌朝、福井駅前に到着です。想定どおり、よく眠れませんでした。だいぶ寝不足です。(夜行バスは個人のシートにカーテンの仕切りがあるタイプで、とても快適だと思いました。性格上、眠れないだけです…。)

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参禅体験の集合時間が13:00なので、かなり時間があります。駅の周辺を散策しましたが、そんなに早朝から行くところもなく、再び駅に戻って、喫茶店でコーヒーを飲みつつ、本を読んだりしつつ。それも限界を迎えて、早めに永平寺へと向かいました。

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永平寺門前のバス停から、5分ぐらいゆっくり歩いて、永平寺に到着です。

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永平寺正門を前にして、ものすごい荘厳さが伝わってきました。この空気を感じられただけでも、永平寺を訪れて良かった、そう思いました。そして、このときは意味さえ知らなかった正門に刻まれている言葉「杓底一残水」「汲流千億人」を3泊4日の参禅を通じて、体感しながら、学ぶこととなります。

いよいよ念願だった参禅体験がはじまります。

次の記事【永平寺 参禅体験】其の弐「曹洞宗大本山 永平寺」

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コメント

  1. 澁谷春江 より:

    暖かい季節に3泊4日の参禅に参加したいと考えております。

    • meg より:

      コメントをいただいて、どうもありがとうございます。
      そうですね、暖かい季節の方がお身体に無理なく参加できるかもしれませんね。
      永平寺での生活すべてを通じて、気づきのある素晴らしい体験となりますようにお祈りしています。

  2. ゆう より:

    この春に体験してみようと考えている者です。大変参考になります。
    申し込みは何日前から何日前まで受け付けてますか、ご存知でしたら教えてください。

    • meg より:

      ゆうさん、こんにちは。
      ブログを読んでいただいて、ありがとうございます。
      申込みの受付期間は分からないのですが、いつでも実施しているわけではないので(月に1回程度だと思います)、まずは永平寺に電話してスケジュールを確認されるといいと思いますよ。

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