アイルランドに来たら、本場のアイリッシュパブでギネスとフィッシュアンドチップスを味わいたいものです。かなりベタな組み合わせですが、せっかくなら美味しいフィッシュアンドチップスに出会いたいので、お店の情報をリサーチしてみました。
リサーチといっても、ネットでブログや口コミを検索した程度ですが、その中で評判が高かったお店のひとつ「The Old Storehouse」。フィッシュアンドチップスを食べ歩きしたという人もイチオシのお店としてピックアップしていました。
The Old Storehouseを訪れたのは夕方近くの明るい時間でしたが、たくさんのお客様で賑わっていて、とても活気がありました。
スタッフさんに食事をするか聞かれたので、食事をしたいと伝えると、ひとつ上のフロアへご案内いただきました。メニューを持ってきていただいて、早速、ギネスとフィッシュアンドチップス(Beer Battered Fish and Chips)をオーダーしました。お値段は14.95ユーロ。ハーフサイズが欲しいわ…といつも思います。
ギネス登場です。いつもクリーミーな泡をありがとうございます。乾杯!!
プレートいっぱいのフィッシュアンドチップスがやってきました!かなりのボリュームです。フィッシュアンドチップスのメニュー名で、”Golden(黄金の)〜”という表現を見たことがありますが、まさにその言葉にピッタリと思いました。
ダブリンで何杯目のギネスでしょう…。でも、フィッシュアンドチップスといただくのは初めて!本場のアイリッシュパブでギネスとフィッシュアンドチップスです。夢、叶いました。
ビールと小麦粉で作る衣”Beer batter”で揚げた伝統的なフィッシュアンドチップスは、衣がサクサクッとして、白身魚はフワフワッとして、とっても美味しかったです。日本でも揚げ衣にビールを使うレシピがありますが、クリスピーでコクがある仕上がりになりますね。
そして、フィッシュアンドチップスといえば、モルトビネガー!これがたまらなく好きです。ポテトにもたくさんかけていただきました。重くなってしまいがちな揚げ物にモルトビネガーは救世主です。
うーん、、、最後までギネスでいきたいところでしたが、ビールと揚げ物でお腹はすでにいっぱいいっぱい…。まだ半分以上もプレートが残っているので、ワインをオーダーすることにしました。ワイン飲んでる人なんて全然いないけど、関係ございません。
イタリアのピノグリージョ。正直、落ち着くわ〜〜〜。美味しい。
下のフロアでアイリッシュ・ミュージックのライブが始まったので、チラッと覗きに行ってみました。入店したときより、お客さまが増えてフロア全体が盛り上がっています!
大きな木製のカウンターも雰囲気があって素敵です。音楽と話し声のガヤガヤした融合がパブっぽくて心地いい感じ。カッコイイな〜。
本場のアイリッシュパブでギネスとフィッシュアンドチップスをいただくという憧れのシチュエーションを堪能して、心もお腹も大満足です。他のお店でフィッシュアンドチップスを食べていないので比較できませんが、The Old Storehouseは美味しかったので大成功でした。
どのアイリッシュパブもそれぞれ独自の特徴はありますが、共通に感じたのはひとりで飛び込んでも違和感なく溶け込めて、自由に過ごせる空気が流れていること。それは、とても素敵な空間でした。
・The Old Storehouse(オフィシャルサイト)