ダブリンの中心地、リフィー川の南岸に位置する「テンプルバー(Temple Bar)」。お洒落なギャラリーやシアターが並ぶアート溢れるエリアで、現代の芸術や文化の発信地です。
歴史を遡ると「セント・アンドリュー教区(St. Andrews Parish)」と呼ばれていましたが、16世紀にヘンリー8世の宗教改革によって修道院が解散すると、この土地を引き継いだイングランドの外交官サー・ウィリアム・テンプル(Sir William Temple)の名前に由来して、テンプルバーと呼ばれるようになりました。
そして、ダブリン観光では外せない本場のアイリッシュパブ体験。このテンプルバーには伝統的なアイリッシュパブがたくさん並んでいて、人気のお店はどこも地元の人や観光客で溢れています。そこで、テンプルバーで訪れたアイリッシュパブをまとめてご紹介します!(タイトルをクリックすると、各店舗の詳細記事にリンクします。)
■【The Temple Bar Pub】テンプルバーの名を冠するアイリッシュパブ
■【The Auld Dubliner】居心地いいアイリッシュパブでほろ酔いモード
■【The Old Storehouse】本場のアイリッシュパブでギネスとフィッシュアンドチップスを味わおう!
■【The Norseman】アイリッシュパブでジェムソンハイボール!
アイリッシュパブといえば、アイリッシュミュージックのライブですが、演奏が始まって曲が盛り上がってくると、お客さんも一緒にワイワイ盛り上がって、肩を組んだり、踊ったり、歌い出したりします。一人で訪れても楽しめる最高のノリでした。
また、飲みなれていないギネスのパイントは、一杯飲むとすぐにお腹いっぱいになってしまいましたが、「The Auld Dubliner」ではハーフサイズ、「The Norseman」ではアイリッシュウイスキーのハイボールをオーダーして、パブの雰囲気を楽しむことができました。ただし、お腹いっぱい云々より、だんだん酔っぱらってきますけど…。また、食事をしたパブは少ないですが、「アイリッシュパブでギネスとフィッシュアンドチップスを食べる!」という憧れていたベタな体験もできて、とっても幸せでした。
どのアイリッシュパブもそれぞれ独自の雰囲気がありますが、共通に感じたのは一人で飛び込んでも違和感なく溶け込めて、自由に過ごせる空気が流れていること。それは、とても素敵な空間でした。ぜひテンプルバーでアイリッシュパブを訪れたら、お酒を片手にアイリッシュミュージックを聴きながら、素敵なひとときに酔いしれてみてくださいね。