パリを象徴する景観のひとつ、シャンゼリゼ通りの先に聳えるエトワール凱旋門。パリを訪れるほとんどの観光客はこの景色を眺めるのではないでしょうか。
1806年、ナポレオンの命によって建設が始まった凱旋門は、1836年に完成しました。ただし、セントヘレナ島に幽閉されていたナポレオンが死去したのは1821年。その後、1840年、ナポレオンの遺体がパリに返還される際、この凱旋門をくぐりました。
5年前にパリを訪れたときは、螺旋階段で凱旋門の上まで登りましたが、今回は母も朝からだいぶ歩いていたので、下から眺めるだけにして、少し遅めのランチをすることにしました。選んだお店は、シャンゼリゼ通りに並んでいる「Bistro Romain」。
店名のとおり、イタリアン中心のビストロです。オーダーした料理は、魚介たっぷりのシーフードリゾット。レモンを搾って、爽やかなテイストに。
大好物!ポルチーニ茸のラビオリ。フォアグラも添えてあります〜。クリーム系のソースにバルサミコがアクセントになっていて、ワインにもピッタリです。
珍しくバゲットではないパンがサーブされました。ラビオリのソースと一緒に。
それぞれをシェアしていただきましたが、お味はまぁまぁでしょうか。リゾットもラビオリも少し柔らかめ。和食にも通じますが、海外で食べるイタリアンはなかなか難しいですね。でも、凱旋門を眺められるシャンゼリゼ通りのテラス席で、パリの空気を感じながらいい時間を過ごすことができました♪
「Bistro Romain」のサイトを見ると、パリとプロヴァンスに数軒展開しているようです。サービスなど含めてチェーン店という安心感はありますね。ご馳走さまでした!
・Bistro Romain(オフィシャルサイト)
・Bistro Romain Cadires(TripAdvisor)