今回の滞在したコルカタでは、お世話になった日本人宿「コルカタゲストハウス」のスタッフの方から、たくさんの美味しいお店の情報をいただくことができました。早速、コルカタ初日はビリヤニが美味しいというレストラン「Shiraz Golden Restaurant」へ。
数年ぶりのインドでの外食に、少しドキドキしながらドアを開けると、ビシッとスーツを着た男性のウェイターさんが席へ案内してくれました。店内は日本のファミリーレストランのような雰囲気です。
いくつかあるビリヤニのメニューから、マトンビリヤニをオーダーしました。そして、追加の具材を選べたので、卵をお願いしました。なんとなく視界に入る他のテーブルの様子から、ものすごい量のビリヤニが出てくるのではないかと…。
やはり。ミャンマーで食べたビリヤニに負けず劣らずのビリヤニ山が登場しました。とても美味しそうなビリヤニを前に、食べる前から完食できるか不安です。。不安というより、もうダメそうなので、とにかく美味しくいただくことにしましょう!
ビリヤニ山を崩すと、バスマティライスの中に、マトンとジャガイモがゴロっと入っていました。マトンはまったく羊臭くありません。
そして、このジャガイモ!柔らかくて、甘くて、驚きました。日本でも有名なブランドで「インカのめざめ」など栗のように甘いジャガイモもありますが、それともまた違って、とてつもなく美味しいジャガイモでした。どうしたら、こんな風に炊けるんだろう…。
追加した卵もお米の中から出てきました。丸ごとフライされていて、いい味出しています。
マトンのお肉に、ジャガイモ丸ごと1個、卵1個、これだけで十分な量ですが、やっぱり本場のバスマティライスは最高に美味しい!!いつまでも食べていたい気持ちもありつつ、お腹は限界を迎え…ゴメンナサイしてしまいました。こんなに美味しいビリヤニなのに〜。本当にすごい量なのです。
お会計をお願いすると、フィンガーボールとお口直しを出していただきました。ボトルのミネラルウォーターを含めて、230ルピー。およそ400円。安い!でも、今回のコルカタ滞在中の食事の中では、高級なお食事となりました。
ちなみに、「マトン」というと、日本ではジンギスカンでお馴染みの「羊」を想像しますが、インドのマトンは、その「羊」とは少し違うのだと、宿のスタッフさんに教えていただきました。その特徴を聞いてみると、そういえば、マザーハウスに行く途中で、鎖に繋がれた”ぬぺっとした顔の羊っぽい動物”がいたなと思い出し…。あの子を食べてしまったかと思うと、少々複雑な気持ちになりました。
知らないというのは、幸せなことでもあります。とっても美味しいマトンビリヤニでしたが、次回からは、マトン以外のビリヤニをオーダーすることでしょう。ご馳走さまでした!
・Shiraz Golden Restaurant(TripAdvisor)