「ゲーテハウス」ドイツを代表する文豪ゲーテの生家

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ドイツを代表する文豪であり、詩人、劇作家、小説家、自然科学者、政治家、法律家。後世にまで幅広い分野でその名を残しているヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)。そんなゲーテの生家がフランクフルト旧市街にあり、現在は「ゲーテハウス(Goethe Haus)」として一般公開されています。

ゲーテハウスへのアクセスは、旧市街の中心に位置する「レーマー広場(Römerberg)」から徒歩5分ぐらいの場所にあり、フランクフルト観光にも便利な場所にあります。フランクフルト中央駅(Frankfurt Hauptbahnhof)からは徒歩15分ぐらいで到着します。

1749年8月28日、フランクフルトの裕福な家庭に生まれたゲーテは、3歳にして私立の幼稚園で読み書きや算数の教育を受け、5歳から寄宿制の初等学校に通いましたが、7歳のとき天然痘にかかったため、以後は実家で家庭教師について語学や図画、乗馬、演奏を学びました。特に語学に長けていたというゲーテは、少年時代にはすでに英語、フランス語、イタリア語、ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語を習得していたと言います。そして、1765年、16歳のときにライプツィヒ大学に入学するときまで、このフランクフルトの生家で過ごしました。

チケットカウンターで入館料7ユーロ(大人/Regular)を支払うと、大きな荷物はロッカーに入れるようになっていたので、持っていた荷物をロッカーに入れて、ガイドを手に館内の見学をスタートしました。それから気がついたのは、カメラもロッカーに置いていってしまったこと…。館内は撮影できるようになっていたので、とっても残念した。

・グランドフロア(Ground Floor)
エントランスホールを抜けると、ゲーテの母親の下でコックとメイドが働いていたというキッチンがあり、隣には豪華に彫られたバロック式の鏡のある青色を基調としたダイニング・ルーム「Blue Room」があります。

・1階(First Floor)
18世紀の流行を反映した中国風装飾様式の赤い壁紙が特徴の「Peking(北京)」というゲーテ一家がパーティをしたり、ゲストを迎えるために使用した部屋があります。その他には、クリスティアン・エルンスト・フリーデリチ(Christian Ernst Friederici)によって製作されたというピラミッドピアノが置かれている「Music Room 」などがあります。

・2階(Second Floor)
ゲーテが誕生したと伝えられている「Birth Room」があり、ゲーテはこの場所で洗礼を受けました。ゲーテ誕生の部屋の隣は、ゲーテの母の肖像画が飾られている「Goethe’s Mother’s Room」があり、続いて、ゲーテの父ヨハン・カスパー・ゲーテが収集した絵画のコレクションが飾られている「Picture Gallery」、父が収集した約2,000もの法律関係の書籍が収蔵された書斎「Library」があり、ゲーテもこの環境の中で多くのインスピレーションを得たと言われています。また、ゲーテの妹コルネーリアの部屋「Cornelia´s Room」もあります。

・3階(Third Floor)
最上階には、ゲーテの活動領域だった「Writing Room」があります。ここでゲーテは、初期の数多くの詩、戯曲、叙事詩(『ゲッツ』・『ファウスト』の初稿など)、そして、ヨーロッパ中でベストセラーとなった小説『若きウェルテルの悩み』生み出しました。同じフロアには、当時の人形用の劇場が中央に配置された「Puppet Theatre(人形劇場)」の部屋、ゲーテの生涯や作品を紹介するエキシビジョンルームがあります。

ゲーテハウスは、少し路地を入った場所に存在しているためか、周辺には人が少なく、訪れる人もあまり多くなく、最初はエントランスも分かりづらかったですが、実際に見学するとかなり見応えがあり、充実した時間を過ごすことができました。

今回、写真でお伝えできなかったのがヒジョーに残念ですが、フランクフルトに生まれ、世界に名高い文豪ゲーテの原点が垣間見られるゲーテハウスへ、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

GOETHE HOUSE(オフィシャルサイト/英語)

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