国名:フランス共和国(French Republic)
面積:54.4万平方km(日本の約1.5倍)
人口:約6,633万人(2016年1月1日、仏国立統計経済研究所)
首都:パリ(約225万人、2011年)
言語:フランス語
宗教:カトリック、イスラム教、プロテスタント、ユダヤ教
政治:共和制。直接選挙で選ばれる大統領に首相の任免権や議会の解散権など強力な権限が与えられ、立法府である議会より行政権の方が強い体制が敷かれている。
現在は社会党のフランソワ・オランド大統領(2012年5月就任。任期5年)。大統領が任命する首相は、大統領にも議会にも責任を負っており、共に行政権を持つ(半大統領制)。議会は二院制。上院に当たる元老院と、下院にあたるフランス国民議会がある。
通貨:ユーロ (€/EUR)US$1≒€0.93、1€≒122円(2016年2月1日現在)
チップ: レストランやホテルなどの料金にはサービス料が含まれているので、快いサービスを受けたときや特別なことを頼んだとき等にお礼として渡します。
【レストラン】高級レストランの場合は食事代の5~10%、カジュアル店ではおつりの小銭を残す程度。
【ホテル】通常の掃除やベッドメイクには不要。特別なことを頼んだ場合、€2~5程度。
【タクシー】料金の5~10%程度。
時間帯:UTC +1(DST:+2)日本の時差はー8時間(サマータイム中は−8時間)
気候:日本と同じく四季があり、国土が広いので地方によって気候は微妙に異なります。パリは年間を通して東京より5度位気温が低く乾燥していますが、南部は温暖です。
・春(3月~5月):まだ肌寒く、セーターなど必要な日が多い。南仏は日中は半袖で過ごせても、朝晩は涼しいので、上着も用意する必要がある。
・夏(6月~8月):Tシャツ1枚でも過ごせる爽やかな季節。ただ、肌寒い日もあり、冷房対策にも上着があると便利。南仏は日差しが強いので帽子など日焼け対策も。
・秋(9月~11月):日照時間が短くなる秋は、セーターや上着が必要。特に10月に入ると冷え込みが厳しくなる。雨が多いので折りたたみ傘など雨具を用意。
・冬(12月~2月):寒さが厳しいパリは、厚手のコートや手袋、マフラーなどで防寒対策。南仏は、パリの晩秋くらいの服装でOK。
◆日仏関係(外務省HPより)
関係は良好。要人往来も活発。2012年5月にオランド政権が成立した直後、米キャンプデービッドでのG8サミットの機会に、野田総理(当時)とオランド大統領の間で首脳会談を実施。
安倍総理就任後、2013年1月にオランド大統領との間で電話会談が行われ、両国関係の一層の強化につき一致。2013年6月6日-8日、オランド大統領がフランス大統領として17年ぶりに国賓として訪日、安倍総理との間で日仏共同声明、日仏間協力のためのロードマップ、文化に関する共同声明等を発出した。2014年5月には安倍総理が訪仏してオランド大統領と首脳会談を実施し、共同プレスリリースを発出。2015年には、6月のドイツ・エルマウでのG7サミットの際にも首脳会談を実施した他、10月のヴァルス首相訪日の際には「アフリカにおける持続可能な開発、保健及び安全のための日仏計画」、「イノベーションに関する日仏両政府による共同宣言」、及び原子力協力に関するプレスリリース及びファクトシートを発出、11月にはCOP21参加のため安倍総理が訪仏し、オランド大統領及びヴァルス首相との間で各々会談が実施された。2016年5月には安倍総理が訪仏し、G7伊勢志摩サミットの成功へ向けた協力を確認した他、2018年に日本文化を大規模に紹介するイベント「ジャポニスム2018」をパリで開催することで一致。同月、G7伊勢志摩サミット出席のためにオランド大統領が訪日した。
経済関係は良好。ルノーと日産自動車の資本提携、トヨタ自動車のフランス北部のヴァランシエンヌ工場での生産、ANAホールディングスや日本航空によるエアバス機(多くの日本企業が部品を供給)の購入、三菱重工業とアレバのパートナーシップ、新日鐵住金とバローレックの戦略的提携の拡大、サントリーホールディングスによるオランジーナ買収など、自動車、航空機、原子力、鉄鋼、食品等様々な分野で日仏協力関係が進展。約480社の日本企業がフランスに進出し、累計約7万4300人の雇用を創出し、フランスにとって、日本はアジア最大の対仏投資国となっている。
・フランス共和国(外務省HP)