オールドジェムソン蒸溜所でガイドツアーに参加して、レストランとバーでランチとオリジナルカクテルを楽しんだら、ほろ酔い気分になって、そのままテンプルバーにやってきてしまいました。前日のギネスストアハウスからの流れと同じパターンという…市場調査です。
このお店!とピンときたのは、明るいアクアグリーンに惹かれた「The Norseman」。店名のロゴも可愛らしくて、新しいお店なのかなと思いましたが、創業1696年という歴史あるアイリッシュパブでした。カウンターに座るとビールのタップがたくさん並んでいます。
ボードにある「今月のビール」も気になりましたが、今回はジェムソンを飲みにきたのです。「ジェムソン12年」「ジェムソン18年」「ジェムソン セレクト・リザーブ」「ジェムソン ゴールド・リザーブ」が並んでいました。念のため…ジェムソン18年はいくらか聞いてみると、17ユーロ!ですよね〜ということで(蒸溜所で飲めば安かったはず!)一番お手頃だった「ジェムソン セレクト・リザーブ」をオーダーすることにしました。
すでにオールドジェムソン蒸溜所でも飲んできていたので、軽めにハイボールでいただくことに。バーテンダーさんに別でソーダをお願いすると、ライムを入れるか聞いてくれたので、一緒にお願いすることにしました。
決してグラスが大きいわけではなく、ソーダが113mlというグラス一杯分に丁度いいボトルでした。最初に少しロックで楽しんだあとにソーダで割ることができて、こういうサーブはいいですね〜。
たくさんの種類が並ぶウイスキーの中に、ジャパニーズウイスキー「響」「山崎」「竹鶴」を発見!しかもちゃんとボトルが減ってる!母国のウイスキーを見ると嬉しくなりますね。
The Norsemanのサイトには、“HOW TO TASTE WHISKEY”というウイスキーの飲み方を丁寧に説明してくれているページがありました。ウイスキーにこだわりのあるお店に出会えたと思うとまた嬉しくなります。このお店!とピンときたのもご縁でした。
しかし、アイリッシュパブでは、ビールを飲んでいる人はたくさんいても、なかなかウイスキーを飲んでいる人を見ることはありませんでした。それは数年前に訪れたスコットランドでも感じたこと。でも、日本もハイボールからウイスキーブームがあって、今のように定着するまでは同じ状況だったので、ウイスキー発祥の国だからこそ、何かをきっかけに世界が変わったりするのかもしれませんね。
今回はドリンクだけでしたが、The Norsemanは食事メニューも充実していて、2階は広いテーブル席になっているので、グループでの食事や宴会にも向いているアイリッシュパブだと思いました。ジェムソンハイボール、ご馳走さまでした!
・The Norseman(オフィシャルサイト)