いよいよアジア最後の都市チェンナイから、ヨーロッパ最初の都市ロンドンへ大移動です。フィリピン留学から、アンコールワットやバガンなどの憧れだった遺跡を訪れて、バンコクで懐かしい友人に再会できて、念願だったマザーハウスでボランティアして、大切な思い出いっぱいのアジアから離れるのは、少し淋しい気持ちもありました。
旅のはじめに手配した世界一周航空券のフライトが、デリー発ロンドン行きだったので、まずはチェンナイからデリーまで、LCCのIndiGo(インディゴ)で移動します。
Boarding TimeはAM4:45。チェンナイ市内のホテルを2:00に出発して、タクシーで空港に向かいました。仮眠するために予約した激安ホテルは、エアコンなし、蚊が飛び回り、安全性の不安もあって、一睡もできず…。夜中に迎えに来てくれたタクシーもホテルのスタッフさんの友だち?のような車で、無事に空港に到着したときには、精神的にも体力的にもヘロヘロでした…。
チェンナイ国際空港は、大きくてキレイな空港です。早朝だったので、人は少なめ。
チェックインを済ませると、ホテルから張り詰めていた気持ちもゆっくりして、お腹が空いたような…。いくつか並んでいるお店に、フィリピン留学のときにみんなで食べた思い出のクリスピークリームドーナツを発見して、なんとなく懐かしくて、食べてみようかなと。
では、いただきます。どっと疲れた身体には、甘すぎるぐらいがちょうどいい感じでした。
チェンナイからデリーまで、2時間45分のフライトです。ほぼ寝ていたので、あっという間にデリーのインディラ・ガンジー国際空港に到着しました。
荷物を受け取ると、ターミナル1から、国際線に搭乗するためにターミナル3に移動します。シャトルバスが出ているので、インフォメーションを見つけて、矢印の方向に歩きました。
乗り継ぎをする人の流れがないので、少し不安な気持ちにもなりつつ、広い空港の端の方まで歩いていきます。
さらに空港の駐車場のようなところまでやってくると、わずかに乗り継ぎするような荷物を持っている人を見つけて、後を追って進んでいきました。
再びシャトルバスへのインフォメーションを発見して、少し安心です。
バス乗り場に到着しました。待合場所にある受付カウンターで航空券を見せると、バスの乗車チケットをもらうことができます。このバス停には、シャトルバスだけではなく、路線バスも停車するので、最初は戸惑いましたが、とりあえずバスが止まったら、直接、運転手さんにターミナル3に行くか確かめて、バスを待ちました。
結局、なかなかバスが来なくて、30分ぐらい待つことに。ようやくシャトルバスに乗ることができましたが、ターミナル3までは20分ぐらいかかります。デリーに到着して、ロンドン行きのフライトまで2時間ぐらいありましたが、搭乗時間に間に合うかドキドキしてきました。
ターミナル3に到着すると、ブリティッシュ・エアウェイズでチェックインして、なんとかpriorityで手荷物検査までは早く通過できましたが、イミグレーションが大行列…。搭乗するまでギリギリになって、写真を撮る余裕はありませんでした。
ということで、無事にインドを出発できて、機内で乾杯〜。おつまみのプレッツェルとワインが欧州の航空会社を感じさせてくれます。
最初の機内食です。豆サラダの味がポヤッとしていて、メインのお魚はグラッセの香りをまとっていて、個人的にちょっと残念でした。サモサやピクルス、食後のアニスが付いているのは、デリー発のフライトならではですね。
最初の機内食より、個人的な好みもあって、ダルカレーとバスマティライスは美味しかったかな。インド料理と赤ワインの組み合わせも好きです。
デリーを出発して、9時間25分のフライトで、ロンドン・ヒースロー空港に到着しました。アジアの熱い日射しを浴びて、汗をかいていた毎日から、これからヨーロッパは秋という季節へ。どんな旅が待っているのか、楽しみです。
インドを出発するとき、サヨナラしてきた、思い出のサンダル。6年前、インドを訪れたときもこのサンダルを履いていました。たくさんの旅をともにして、私の足を守ってくれました。だいぶソールもすり減ってきて、荷物がLCCの重量制限ギリギリだったこともあり、大好きなインドに置いてくることにしました。
大切な旅のアシアトを残してくれて、どうもありがとう。
・IndiGo
・ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)(日本語サイト)