フランクフルト名物のひとつ「アプフェルヴァイン(Apfelwine)」。つまり、アップルワイン、りんご酒ですね。フランクフルトの南に位置するザクセンハウゼンには、アップルワイン酒場が軒を連ねています。今回は、創業1931年という老舗酒場「Adolf Wagner(アドルフ・ヴァーグナー)」へ行ってみることにしました。
Adolf Wagnerは、地下鉄UバーンのSchweizer Platz駅(シュヴァイツァー広場)から徒歩5分ぐらい、飲食店が並ぶシュヴァイツァー通りに面しています。私はお酒を飲むときはできるだけカロリー消費を心がけているので、歩いて行きました。フランクフルト中央駅を起点とすると30分弱で到着します。同じくマイン川南岸にあるシュテーデル美術館からは徒歩10分ぐらいなので、美術館鑑賞のあとに立ち寄ってみるのもいいかもしれませんね。
Adolf Wagnerの入口です。
お店の前には気持ち良さそうなテラス席がありました。どのテーブルにもアップルワイン専用のポットが置かれていて、皆さんアップルワインを楽しまれています。
店内はワイワイガヤガヤと賑わっていて、酒場っぽい雰囲気が最高です。ご家族連れも多く、地元の人にも愛されていることが分かります。きっといいお店なんだわ〜と期待です♪
今回は、食事なしでアップルワインだけを飲みたかったので、カウンターで立呑みをすることにしました。早速、ベテラン風なオジさまにアップルワインをオーダー。正直、最初の一口は「美味しい!」と思わなかったのですが、爽やかなリンゴの風味とあまり味わったことのないような酸味が、一口一口と飲んでいくとクセになってきます。
お隣にいらっしゃった常連さんらしき地元のオジさまと酒場トーク。上野あたりの大衆酒場で立呑みしていたことが懐かしく思い出されました。どの国でも肩肘張らない酒場って素敵です。ほろ酔いバンザーイ!
2杯目です。今回は飲むだけでしたが、アップルワインの爽やかなテイストは、ドイツ料理を代表するシュニッツェルなどガッツリ系の肉料理やソーセージやポテトなど重ための料理にはピッタリかもしれませんね。
お隣のオジさまが可愛らしいコースターを置いてくださいました。Danke schön!
フランクフルト名物のアップルワイン。常連さん気分で立呑みで楽しむも良し、伝統的なドイツ料理と一緒に楽しむも良し、何よりドイツ酒場の雰囲気を堪能できるAdolf Wagner、おすすめです!ご馳走さまでした!
・Adolf Wagner(オフィシャルサイト)