アイルランドを訪れた目的。本場でギネスビールを味わうことも楽しみにしていましたが、一番の目的はアイリッシュウイスキーの原点を感じること。2011年にスコットランドで蒸溜所巡りをしたときから、次はいつか必ずアイルランドを訪れたいと思っていました。
そして、最初に訪れたのは、ダブリンにある「オールドジェムソン蒸溜所/ジェムソン旧蒸溜所(OLD JAMESON DISTILLERY)」です。現在は蒸溜所として稼働していませんが、ガイドツアーで製造工程の見学や試飲を楽しむことができます。
※オールドジェムソン蒸溜所は、2016年9月から2017年3月(St Patrick’s Day)までリニューアルのため閉鎖されています。
日本もスコットランドも蒸溜所を訪れるとなると、一日がかりで電車やバスを乗り継いで行くイメージがありますが、このオールドジェムソン蒸溜所はダブリン市街にあるので、気軽に行くことができます。宿泊先のホステルからも徒歩30分ぐらいで到着しました。
最初に目に入った石造りの建物を正面として、そのまま進むとエントランスがあります。
実は、最初はエントランスを探して石造りの建物の裏に回ったところ、同じ敷地内にカフェやホステルが並んでいるので、エントランスを見つけるのが複雑になってしまいました…。
エントランス正面の広場にある大きなポットスチルが、いよいよ蒸溜所に来たことを感じさせてくれます。平日でもたくさんのゲストが訪れていました。
それでは、エントランスから旧蒸溜所の中へ入っていきましょう!
まずはじめに、ガイドツアーのチケットを購入しますが、チケットカウンター横にあるスクリーンで参加できるツアーを確認することができます。ツアーの所要時間は約1時間で、15分間隔で開催されていました。
大人(18歳以上)のチケットは15ユーロ。チケットには参加するツアーグループのアルファベット「I」とスタート時間が印字されています。
ガイドツアーのスタートまで時間があったので、同じグランドフロアにある素敵な「JJ’S BAR」で待つことにしました。
フライングゲット。予習です。シンプルにジェムソンスタンダートをストレートでいただきました。アイリッシュウイスキーらしいスムーズな口当たり。
空きっ腹にストレートのウイスキーが注入されて少々熱くなってきて…。JJ’S BARから上のフロアにあるレストランが見えたので、ツアーが終わったらランチしようと思いました。
さらに上を見上げると…Gorgeous‼︎ ジェムソンのシャンデリアがとっても華やかでした。逆さにしたら、冬はクリスマスツリーも素敵だな〜とか思ったり。
ガイドツアーの時間が近くなると、参加者のみなさんがフロアに集まり始めました。
予習のおかげでふんわり気持ちいい感じになって、コンディションも整いました。それでは、ガイドツアーを楽しみたいと思います!
・Jameson Irish Whiskey(オフィシャルサイト)
・JAMESON(ペルノ・リカール・ジャパンのサイト)