南インドの東側、コロマンデル海岸沿いのベンガル湾に面するタミル・ナードゥ州の州都「チェンナイ(Chennai)」。インド有数の世界都市で、チェンナイ都市圏はインドで4番目に大きな都市圏です。1996年、「マドラス (Madras)」という都市名から、かつての英雄の名に由来する「チェンナイ」へと改名されました。
今回は、デリー発ロンドン行きの飛行機に乗るために、まずはポンディシェリからチェンナイまでバスで移動して、チェンナイからデリーへ飛行機で移動することにしたので、経由地としてチェンナイを訪れました。深夜には空港に移動しなければならなかったので、ほぼ半日の滞在でしたが、夕暮れまで街を歩いてみることにしました。
先に訪れたポンディシェリではフランスの香り漂う街並みを楽しんだので、チェンナイでは、再びワイワイガヤガヤしたインドらしさを感じながら歩きました。
それにしても、さすが大都市です。道路も広くて、交通量も多くて、なかなか反対側へ渡ることができません…。
小脇の道に入ってみると、大通沿いにある近代的なショッピングモール「Express Avenue」とは対照的なチェンナイの風景がありました。
お散歩しつつ、地元のレストラン「Hotel Sealord」で美味しいエビカレーを食べると、すっかり夕暮れの時間。さらに狭い小道へと入ってみると、建物の間にとてもキレイな夕陽を見ることができました。
6年前、初めてインドを訪れたときは、ドキドキしながら街を歩いて、オートリキシャに乗ったり、迷子になったり、泣きそうになったこともありました。今では、初めて訪れる街でも、GPSのMAPアプリを手にしながら、一人で歩き回ることもできます。
チェンナイでインド最後の街歩きをしながら、今度はいつ訪れることができるかな、そのときはどんな私だろう、どんな風景を見ることができるだろうと、自分自身と時代の移り変わりを思ったのでした。
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