「レーマー広場」フランクフルト旧市街の中心にある街のシンボル

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欧州中央銀行の本店が所在しているフランクフルトは、国際金融の中心地であり、ドイツの工業や産業の中心でもあり、街の景観には高層ビルが立ち並ぶ一方、中世の建造物が混在しています。その中でも、フランクフルトの観光スポットが集まる旧市街アルトシュタットの中心に位置する「レーマー広場(Römerberg)」は、街のシンボルとなっています。

3つの切妻(きりづま)屋根が並ぶ美しいファサードの建物が、広場の名前の由来となる旧市庁舎「レーマー(Römer)」です。1405年、市は3つの建物を買い取って市庁舎に改造しました。中央の大きな建物が「ツム・レーマー」(ローマ館)で、市庁舎全体が「レーマー」と呼ばれるきっかけとなりました。現在は、2階のみが一般公開されていて、神聖ローマ帝国皇帝の戴冠の祝宴が開かれた皇帝の広間「カイザール (皇帝の広間)」を見ることができます。

旧市庁舎の向かいには「オストツァイレ(Ostzeile)」と呼ばれる6軒の可愛らしい木組みの建物が並びます。15〜16世紀に建てられた元の建物は、第二次世界大戦中に破壊されてしまったため、1980年代に当時の図面にならって再建されたものです。1階はお土産屋さんやドイツ料理が楽しめるレストランになっているので、旧市庁舎を眺めながら旅行気分を満喫するのもいいかもしれませんね。オストツァイレの隣には、ニコライ聖堂が並びます。

広場の中央には、公正を表す剣と天秤を持った正義の女神ユスティツィア像の噴水と、その奥には、知恵と戦いの女神ミネルヴァ像の噴水があります。かつて、市庁舎で神聖ローマ帝国の皇帝の戴冠式が行われた日には、噴水からワインが流れ出て、市民に振る舞われたのだそうです。すごい!夢のような噴水!

そして、なんといってもレーマー広場といえば、伝統的なクリスマスマーケット。1393年以来続く、一説には世界最古という歴史を持ち、ドイツ最大級とも言われるクリスマスマーケットには、世界中から毎年300万人以上もの人々が訪れます。今回の旅でも各国いくつものクリスマスマーケットを訪れましたが、フランクフルトのクリスマスマーケットはとっても魅力的でした。またそれは後日にお伝えしたいと思います。

旧市街アルトシュタットの中心にあるレーマー広場。私自身もフランクフルト滞在中に何度も訪れました。現代の建物が並ぶショッピングエリアをくぐり抜けて、ふと現れるドイツ中世の街並みを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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