【La Mère Poulard】ラ・メール・プラール伝統のふわふわオムレツ(Mont-Saint-Michel/モン・サン=ミッシェル)

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いつか訪れてみたい世界遺産「モン・サン=ミッシェル」。そのモン・サン=ミッシェルの名物料理といえば、ふわふわオムレツ!今回、モン・サン=ミッシェルを観光するときには、絶対に外せない!と思っていた憧れのレストラン「La Mère Poulard(ラ・メール・プラール)」を訪れることができました。

ラ・メール・プラールの創業者アネット・プラール(Annette Poulard)がモン・サン=ミッシェルにオーベルジュを開いたのは、1888年のことでした。そして、700ものレシピを生み出したアネット・プラールは、「メール」という称号を授けられます。この称号は、アネットが優秀な料理人であったこと、フランスのガストロノミー界に決定的な影響を与えたことを物語るものでした。これが「ラ・メール・プラール」の由来です。

2011年、東京・丸の内に日本の第1号店がオープンしたことを知って、行ってみたいと心が揺れましたが、モン・サン=ミッシェルへの憧れとやっぱり最初は本場のラ・メール・プラールに行きたい!という想いが強すぎて、この日が来ることを待っていました。

レストランは、11:30〜22:00までの通し営業です。修道院に向かうときはちょうどランチのピークタイムで行列ができていましたが、修道院の見学を終えて、14:00頃に訪れてみると30分ぐらいの待ち時間で入店することができました。入口ではニワトリさんの銅像がお出迎え。奥には卵をふわふわに混ぜる銅製のボールがありました。

フライパンやボールが飾られたとっても素敵なキッチン。写真では見えづらいですが、真ん中にはアネット・プラールさんと思われるポートレートが飾られていました。

オープンキッチンなので、並んで待っている間も目の前で、卵をかき混ぜたり、いくつものオムレツを薪火で焼いていく様子を見ることができるので、まったく飽きません。

フライパンを入れたり出したり、火加減などタイミングが難しそう…。プロの技ですね。

いよいよテーブルにご案内いただきました。壁にはラ・メール・プラールを訪れた世界各国の著名人のポートレートやサインが飾られていました。

メニューには、フランス語と英語、日本語が記載されていました。たくさんの日本人が訪れているのでしょうね。オムレツの単品メニューもありましたが、せっかくなので、前菜・メイン・デザートのプリフィックスコースを選びました。49ユーロ。なかなかいいお値段。

ドリンクはシードルをボトルでいただきました。モン・サン=ミッシェルとマダムプラールが描かれたラ・メール・プラールのオリジナルラベルがとっても可愛い〜!

最初にサーブされたプチバゲット。小さなパンカゴもバゲットも可愛すぎて萌えました。

選んだ前菜は「テリーヌ、リエット、自家製フォアグラのデギュスタシオン」。3種を少しずつ食べ比べする感じのプレートでした。魚介のマリネと悩みつつ、フォアグラに弱いんだな。

メインはやっぱりふわふわのオムレツ。私は「メール・プラールの自家製スモークサーモンのオムレツ」、母は「メール・プラールのオムレツ ベーコン&じゃがいも添え」を選びました。いつかテレビで見たふわふわオムレツが目の前にある〜!早速、いただきましょう♪

ふわっふわのスフレ状のオムレツ。実際に食べてみると、オムレツそのものは薄味なので、塩気のあるスモークサーモンと合わせて、ソースのようにしていただきました。なので、プレーンオムレツだったら、少し物足りない印象になりそうかな・・・。

デザートは「自家製バニラ・クレーム・ブリュレ」を選択。甘〜い!もともと甘いよりさっぱりしたスイーツが好きですが、フランスかぶれのアメリ好きを発揮してしまいました。

最後にいただいたクレーム・ブリュレがなかなかズシッときて、もうお腹いっぱい。憧れだったモン・サン=ミッシェルを訪れて、本場のラ・メール・プラールで念願のふわふわオムレツをいただいて、最高のひとときでした。味については色々な評価があるようですが、これはもうイベントです。紳士なサービスも素敵でしたよ。ご馳走さまでした!

帰りに参道のグランド・リュにあるお土産屋さんで、ラ・メール・プラールのガレットを購入しました。でもこれ、帰国してから日本で結構見かけるんですよね…。せっかくなら新商品や現地でないとなかなか購入できない商品をチェックしておくといいかもしれませんね。

【関連リンク】
「モン・サン=ミッシェル」圧倒される神秘的な美しさと激動の歴史
[パリ⇄モンサンミッシェル] 【個人手配での行き方】高速鉄道TGVとバスを予約して世界遺産モンサンミッシェルへ!
Groupe La Mère Poulard(オフィシャルサイト/日本語訳あり)
Biscuiterie La Mère Poulard(オフィシャルサイト/日本語訳あり)
ラ・メール・プラール 東京・丸の内店(オフィシャルサイト)
ラ・メール・プラール 横浜みなとみらい店(オフィシャルサイト)

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コメント

  1. 伊藤 民子 より:

    la mere Poulard について詳細のInfoにありがとう。Mon Saint Micheには4回行きましたが40数年前の自然のみの当地で羊とGrange rue の店も今程なく静かでしたが昨年は超大きな駐車場がバス用と一般用に分けられバーは暗証番号でのみ開けることが出来びっくりです。La mere  Poulard辺りも混雑でした

    • tabilover より:

      コメントありがとうございます。返信ができておらず、大変失礼しました。
      40年前のモン・サン=ミシェルの街並みをご存知でいらっしゃるのですね!!時代を経て、変わっていく姿と変わらない姿、どちらも受け止めながら歴史を大切に語り続けていけたらと思います。

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