【マザー・テレサ ボランティア体験】Vol.3「1日の活動スケジュール」

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コルカタには、ボランティア活動できるマザーハウスの施設が数カ所あり、私は午前は「シャンティ・ダン」、午後は「シシュ・ババン」という施設に参加しました。各施設によって活動内容は異なりますし、同じ施設でも日によって様々でしたが、1日の活動スケジュールはだいたい同じ流れになると思います。

マザーハウスの各施設やボランティアの登録方法については、こちらをご覧ください。
【マザーテレサ ボランティア体験】Vol.2「マザーハウスの施設と参加登録について」

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■1日の活動スケジュール例
06:00 ミサ(参加自由)
07:00 朝食・朝礼
07:30 各施設に移動
08:00 午前のボランティア活動開始 (シャンティ・ダン:ひたすら洗濯)
10:00 ティ-タイム
10:30 活動再開(シャンティ・ダン:ネイルカラーや昼食の準備・食事補助など)
12:00 午前のボランティア活動終了
            -休憩(帰宅)-
15:00 午後のボランティア活動開始
(シシュ・ババン:食事補助・おむつ交換・お遊戯)
17:30 午後のボランティア活動終了
18:30 聖体賛美式(参加自由)

朝6:00からのミサは参加自由で、多くのボランティア参加者は7:00〜7:30の間に集合していました。朝食が落ち着いた頃、シスターのお声がけで朝礼が始まります。1DAYパスは、朝礼後にシスターから受け取ることができます。そのときに、参加したい施設を希望することができますが、施設が分からなければ、シスターが決めてくださるので、それに従うようになります。登録日に、あらためて希望する施設への変更も可能です。

朝礼後、参加者で集まって各施設へ向かうので、一緒に行動すれば、ちゃんと施設に行くことができます。そのとき、バスを利用して行く施設は、往復運賃の用意が必要です。また、初心者同士だと、乗車するバスや降車する場所が分からなくなってしまうので、経験者を見失わないようにしましょう!

施設に到着すると、ロッカーに荷物を入れて、施設のエプロンを借りて、活動が始まります。シャンティ・ダンのロッカーには鍵が付いていて、シシュ・ババンのロッカーは常に人目のある場所にありましたが、かなり簡易的なので(誰でも開けられる…)、携帯する貴重品は必要最低限がいいと思います。

各施設には、シスターのほかに「マーシー」と呼ばれる女性が働いています。シャンティ・ダンでは、たまに手よりも口の方が多く動いているのでは…ということもありましたが、洗濯の手順や食事介助の仕方を教えてくれたり、シシュ・ババンでは、子どもたちのハンディーキャップに対して、それぞれ注意することなど教えてくれました。日替わりでやってくるボランディアを受け入れてくれるというのは、とてもありがたいことです。

午前中の「ティータイム」は、チャイとビスケットをいただくことができる休憩時間です。ほっと一息つくことができます。ただ、身体的には、チャイやビスケットよりミネラルウォーターが必要になる感じだったので、ティータイムの前後にロッカーに戻って、水分補給をしました。ミネラルウォーターを持参することをおすすめします。

また、【マザーテレサ ボランティア体験】Vol.1「マザーハウスを訪れるまで」にも書きましたが、夏は施設を往復するだけでも汗をかくので、午前と午後の活動の間にシャワーを浴びていました。マザーハウスに通っていた一週間は、施設でも宿でも、常に洗濯し続けていた印象です…。宿泊していた「コルカタゲストハウス」はマザーハウスから近くて、午後の活動まで自分の部屋で休憩することができたので、とても助かりました。

日曜日の夕方には、マザーハウスの本部で日本人のシスターによる講話を拝聴することができます。マザー・テレサの言葉、それに因んだ家族愛のお話も心に残りましたし、何より日本人の方がコルカタでシスターとして活動されていらっしゃるということも感慨深かったです。

私がボランティア活動した期間は、わずか1週間だけでしたが、日増しに思うことや感じることが大きくなり、マザー・テレサの想いや残された言葉への理解を少しずつ深められたように思います。この体感を通して、あらためて、1日1日の積み重ねの大切さも学ばせていただきました。

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