【マザー・テレサ ボランティア体験】Vol.1「マザーハウスを訪れるまで」

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「マザーハウスでボランティア活動してみたい!」けれど、「インドに行くのは不安…」「個人で参加できるのか分からない…」「どんな準備が必要なんだろう…」。そんな不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 実際に私自身がそうでした。

でも、せっかくボランティアしてみたいと思った気持ちを大切にしたいですよね。個人的な話や私感も含めつつですが、少しでもそれに対する不安の解消になればいいなと、実際にマザーハウスを訪れて、ボランティア活動に参加した体験をご紹介させていただきます。

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6年前、初めてインドを訪れようと思ったとき、まだ海外の一人旅が不慣れだったので、旅行会社のツアーやパッケージから探すことにしました。当時は、夏季休暇が1週間しかなかったこともあり、デリー・アグラ・バラナシという王道の北インド観光、もしくは、ホームステイ体験を含めたマザーハウスのボランティア、どちらかを選択することにしました。最終的に、ボランティア活動をしたかっただけの私は、マザーハウスのパッケージの方が高額だったことに違和感を感じて、コルカタ行きを断念しました。

そして、2015年。今回の旅の準備は、ワンワールドの世界一周航空券を手配するために、ルートを組むことから始めました。これがなかなか大変な作業でしたが、まずは必ず訪れたい場所をリストアップして、そこを繋いでいくようにルートを組んでいきました。

そのとき、最初にリストしたのがインドのコルカタです。一度、断念したマザーハウスを訪れるためで、憧れという言葉が相応しいのかは難しいですが、ずっと心の中にあった場所で、いつか訪れてみたいと思っていた場所でした。
※実際にコルカタは、世界一周航空券を使用せず、自力で移動するルートに組みました。
[ヤンゴン→コルカタ] エア・インディアの機内食インドカレーが絶品!

それから、個人でマザーハウスのボランティアに参加するための情報を調べることにしました。すると、難しいことは一切なく、マザーハウスを訪れて、参加登録をすると、ボランティア活動できるということが分かりました。※登録方法については、Vol.2で詳しく記載します。

次に、宿泊するホテルの予約です。マザーハウスの本部から徒歩15分ぐらいの場所に、安宿街として有名な「サダルストリート(Sudder Street)」があり、最初はその周辺のホテルを探しました。でも、色々と検索しているうちに、マザーハウスから徒歩5分もかからない場所に「コルカタゲストハウス」という日本人宿があることが分かり、早速、予約させていただきました。シングルルームで、1050ルピー(約1,750円)/1泊・朝食付き。ドミトリールームもあります。しかも、マザーハウスに連続7日間通うと、部屋代が50Rs/日引きという嬉しい特典付き!(2015年時点)

実際に、参加してみて感じたことですが、マザーハウスのボランティア活動は、午前と午後の間に、3時間ぐらい空き時間があります。私の場合、午前中にかなり汗をかいてしまい、午後は特に子どもたちの施設だったので、空き時間にゲストハウスでシャワーを浴びられたことは、本当に助かりました。ホームステイをしている方の中には、ステイ先から片道1時間かかるので、往復するのは難しいという声も聞きました。毎日の暑さとハードな活動の中で、マザーハウスから近い場所に宿泊するというのは、かなりポイントだと思います。

そして、出発前に何よりも忘れてはいけないのは、インドビザを取得することです。ビザがないことには、インドに入国できません。6年前と同様に「IVS Global Japan」公式サイトにお世話になりつつ、ビザを申請しました。
観光ビザ、日本国民の場合について、簡単に申請手順をまとめておきます(2016年現在)。

1.オンラインビザ申請書に必要事項を記入→INDIAN VISA ONLINE
2.必要書類を揃える
・オンラインビザ申請書のアウトプット
・パスポート(有効期限が6ヶ月以上・最低2ページの空白ページが必要)
・証明写真1枚 (サイズ:51mm X 51mm)
・インドへの入国/出国日が確認できる航空券の予約確認書(Eチケット)
・以前インドを訪問した場合、当時、利用したビサのページのコピー
3.上記必要書類を持参し、東京もしくは大阪の「インド・ビザ・アプリケーション・センター (IVAC)」で申請。
4.提出書類に問題がなければ、ビザ発行料金1,200円+IVACサービス料金490円を支払い、申請完了。
5.受領日(申請日より5営業日以内)に
IVACを再訪、ビザ受領。

※東京・大阪のIVACへ行けない場合は、郵便で申請可能。
「e-TOURIST VISA (eTV)」は、ビザ発行料金=60USドル、ビザ有効日数=30日ですが、WEBのみでビザ番号を受領可能。→e-TOURIST VISA (eTV)

私の場合、オンラインビザ申請書を自宅でプリントして、IVACに持参したところ、ページ下に印刷されるはずの登録番号のような数字が切れてしまっていたので、やり直しと言われました。自宅に戻る時間も手間も面倒だったので、PC&プリンター使用料として1,000円もお支払いさせていただき、再度、その場で印刷することに…。

あと、証明写真の顔の大きさが小さいと撮り直しを命じられるので、注意しましょう。IVAC内に設置されている証明写真で撮り直している人もいました。私も最初に提出した写真は却下されて、たまたま持っていた大きなサイズの写真が採用となりました。

ビザ取得までの日数は、申請日から5営業日と「IVS Global Japan」のサイトに記載されています。少しぐらい早まるかな〜と淡い期待をしましたが、しっかり5営業日かかりましたので、スケジュールには余裕をもって申請しましょう。

ということで、マザーハウスを訪れるまでに日本で準備することは、航空券の手配、ホテルの宿泊予約、インドビザ取得、以上3点でした。

服装に関しては、汚れても大丈夫な服を持参しましょう。暑い時期は、Tシャツや日焼けたくない人は長袖のシャツ、軽いコットン素材のパンツをおすすめします。あとは、汗を拭くためのタオルなど。活動内で洗濯をする場合は足もとが濡れるので、それらしい靴やサンダルがいいと思います。私は裸足で洗濯していましたが、傷などから細菌が入る恐れもあると言われたので、あまりおすすめできません。エプロンは施設で借りることができます。

最後になりますが、個人旅行に慣れていない場合、空港に到着してからの不安もあると思います。タクシーであれば、バスや電車を利用するよりも安全に移動できますが、それでも不安であれば、宿泊するホテルに、空港ピックアップを依頼しましょう。確実にホテルに到着できるので、安心です。現地の物価と比較したときに料金が多少高額であっても、ツアー料金や日本のタクシー料金を考えれば、おかしな金額にはならないと思います。

安全をお金で買う、不安をお金で解消するのは、私の旅のスタイルです。もちろん節約も大事なので、バスや電車を利用することもあります。でも、余計な不安を抱えているときは、正常な判断能力が鈍ってしまうこともあるので、それぞれの国の交通事情・治安を認識して、安全安心な選択をしていくことが、楽しい旅を続けていくコツではないでしょうか。以上、最後はご参考まででした☆

関連リンク
oneworld 世界旅行のご案内
コルカタゲストハウス -インド・サンタナグループ-

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