ヤンゴン「マハバンドゥーラ公園」緑豊かな憩いの場

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ヤンゴンの街歩きをしている途中で、「マハバンドゥーラ公園(Maha Bandula Park/Maha Bandula Garden)」を訪れました。
広々としていて、緑が多い公園内では、本を読んだり、子どもと遊んだり、お弁当を食べたり、デートしたり、昼寝をしたり…地元の人が思い思いに過ごす憩いの場になっています。

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公園の名前は、第一次英緬戦争でイギリスと戦ったMaha Bandula将校に由来しています。
このマハバンドゥーラ公園を中心として、その周りにはヤンゴンの歴史的な建造物を見ることができます。

その中でも、一番に目に入るのは、高さ約48mの黄金に輝く「スーレー・パゴダ (Sule Pagoda)」です。2000年前、仏陀の聖髪を納めるために建てられたと伝えられています。同じヤンゴン市内にあるシュエダゴン・パゴダと同様、八曜日の守護仏が祀られています。植民地時代にイギリスは、このスーレー・パゴダを中心にヤンゴンの街が設計・開発されました。

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スーレー・パゴダの東隣に建てられている白く立派な美しい建物は、植民地時代の1903年に建設された「ヤンゴン市庁舎(Yangon City Hall)」です。ヤンゴン・セントラル駅(Yangon Central Railway Station)を設計したビルマ人の建築家U Tinによって設計されました。「pyatthat」と呼ばれる階段式屋根が特徴の伝統的なビルマ建築様式の建物です。

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だいぶ緑で隠れてしまいましたが、こちらは「最高裁判所ビル(High Court Building )」です。イギリス植民地時代を象徴する建物で、建築家ジェームズ・ランサムが設計、1911年に完成しました。ヤンゴンの都市遺産リストにも登録されています。その後、最高裁判所は、2006年に、ミャンマーの首都がネピドーに移転すると同時に移転されました。

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そして、公園の中央に聳え立つのは「独立記念碑(Independence Monument)」です。1948年のビルマ独立を記念して、この場所に置かれていた英国ビクトリア女王の彫像に代わって、この塔が建てられました。

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マハバンドゥーラ公園は、ダウンタウン中心部にあり、とても広くて分かりやすい場所にあります。観光の際は、まずは黄金に輝くスーレー・パゴダを目指すと、すぐにアクセスできると思います。暑い日射しの中、緑豊かな公園で休憩しながら、ヤンゴン市街の観光を組み立てるのもいいかもしれませんね。

Maha Bandula Park(Wikipedia)

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コメント

  1. […] 調べてみたら「最高裁判所ビル」だそう。 […]

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