アンコール遺跡「ベンメリア」ジブリ映画『天空の城ラピュタ』の世界へ

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宮崎駿監督のジブリ映画『天空の城ラピュタ』のモデルのひとつとも言われているアンコール遺跡「ベンメリア(Beng Mealea)」。実際にモデルにされたかは不明ですが、訪れてみると、確かにラピュタの世界に通じるような景色が目の前に広がりました。

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ベンメリアは、シェムリアップ市内から約60キロ離れた場所にあります。タクシーで行く人も多いようですが、私はトゥクトゥクで行くことにしました。途中で、プレループバンテアイ・スレイを訪れたので、正確な時間は分かりませんが、直接であれば、2時間ぐらいで到着すると思います。

また、ベンメリアは他のアンコール遺跡共通の3days passが使用できないので、途中で、チケットを購入します。入場料は、5USドルです。

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こじんまりしたチケットブース。

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ベンメリアに到着すると、先に運転手さんがゲート前にあるレストラン「Angkor Flower Ⅱ」に案内してくれたので、ランチしてから遺跡に向かいました。

ゲートの両脇には、立派なナーガ像がありました。ベンメリアは、ヒンドゥー教寺院として建立されましたが、仏教のモチーフをあしらった彫刻も多く発見されているのだそうです。アンコール・ワット建造前の11世紀末-12世紀初めの造営と推測されています。

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ゲートを進んで遺跡の前まで行くと、現地人らしき年配の女性が「入口は左」と教えてくれました。ただ、その先を進んでも、入口らしき場所が見当たらなかったので、とりあえず写真を撮っていると、先ほどのおばちゃんが近づいてきました。そして、「入口はここ」と言って、「嘘でしょ?!」と言わんばかりの荒廃して積み重なった石を登っていくので、半信半疑どころか疑心9割のままついていくことになったのです。

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んー。すっかりおばちゃんにハマってしまいました。あとで分かりましたが「入口は右」にありました。

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正式なガイドさんと分かれば、現地でお願いすることもあるのですが、「ラピュタ」を連呼するおばちゃんは、最後までイマイチ何者か分かりませんでした。ただ、信じられないような荒廃した石の数々をサバイバル的に渡り歩いていくので、むしろ、おばちゃんがいなければ、こんな場所は歩けなかったと思うと、いい経験をさせていただいているように感じてきました。

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神秘的なレリーフの数々。ここにもクメール・ルージュの影響が残されていました。

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だいぶ先に進んだところで、安全な足場があることを知りました…。

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そして、「ここが最後のラピュタ。ガイドはここまで、ありがとう。」と言って、おばちゃんが10ドルを要求してきました。そもそも、あり得ないような場所で放置されかけているわけですが、それはさておいて、10ドルは高額だからとお話して、3ドルで折り合いをつけました。おばちゃんはお金を受け取ると「ありがとう」と言って、サッと姿を消したので、最後は一人で石を登りきって、遺跡の外へ出ることができました。

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ベンメリアは、1990年代に激しく崩壊された状態で発見されました。その後、内乱が続いたためにそのまま放置されて、内乱終結後に地雷の撤去が進んで、2001年から一般公開されるようになりました。現在も修復が施されないままの遺跡を前にすると、近年まで内乱が続いていたことを実感しました。

そして、あとから知りましたが、遺跡周辺には今でも撤去中の地雷が残っていて、指定されたコースから外れるとかなり危険とのこと…。毒ヘビやサソリにも注意しながら、正式な入口から安全な足場を渡っていきましょう。。

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子ども頃、初めて映画館で見た映画が『天空の城ラピュタ』でした。それから、ずっとラピュタが大好きでした。まさかパズーのようなサバイバル体験までするとは思いませんでしたが、憧れていたラピュタのような世界に囲まれて、とても感激の心地で、最後のアンコール遺跡を締めくくることができました。

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